経済指標発表時に自動売買・EAを止める本当の理由

経済指標発表時に自動売買・EAを止める本当の理由 EA
経済指標発表時に自動売買・EAを止める本当の理由

この記事では、自動売買・EAを

経済指標発表時に手動で稼働停止する事について、

その本当の理由をこっそり解説します。

 

怪しいEAを運用する前に必ず読んで欲しいです。

 

重要な経済指標は避けるべき?

まず、重要な経済指標発表時には、

相場が急激に動くことが多いです。

なので、裁量でトレードしてる人は、

基本的に、経済指標を避ける傾向にあります。

 

そもそも、重要な経済指標発表は、

発表する日時が予め決まっているので

トレードしない日を決める事が出来ます。

 

「予め日時が決まってる」のが重要で、

自動売買・EAでも手動で稼働を止める事で

重要指標を避ける事が可能です。

 

「自動」売買なのに、「手動」で停止?

相場の急変動を想定しているEAであれば、

特に経済指標を気にする必要は無いですが…

 

ナンピン・マーチン搭載のEAであれば、

ほとんどの場合、重要指標発表時には

稼働停止を推奨していると思います。

 

「理由は簡単で、溶けるからです。」

 

例えば、ロスカット(損切り)設定が

入っていないEAの場合で考えると、

指標発表時に大きく相場が動く事で

一瞬で資金が溶けてしまうというのは

簡単にイメージ出来ると思います。

 

ナンピン・マーチン搭載型のEAは、

複数段のポジションを保有する仕様なので

例えは、1段目が0.01ロットだとしても

相場が逆行した際にどんどんポジションを追加、

結局は、資金が溶けるパターンが多いです。

 

なので、「自動」売買だとしても「手動」で

EAの稼働を停止する事を推奨している

インチキ業者が多いっていう事なんですけど…

 

そもそも、おかしくない?

EAって「自動売買」なわけですから、

「手動」要素が入り込む余地なんて

ほどんどないはずなんですよ。

 

あっても、アップデートが入って

パラメーターの数値を少し変更するとか、

その程度のはずなんですけど(笑)

 

なぜ手動での操作が必要なのかというと

少し考えれば分かる事なんですけど…

 

結論から言うと、EAの性能が低いからです。

 

もちろん、ナンピン・マーチン搭載のEAも

リスクを理解した上で上手に運用する事で

利益を出すこと自体は可能だと思います。

 

というか、その為に経済指標を避けるわけで

手動での作業が必要になるって話ですが…

 

これが落とし穴なので、注意してください。

 

確かに、手動でEAの稼働を止めておけば、

重要な経済指標を避けられると思います。

 

経済指標を避ける → リスクを回避する

 

これだけ見るとリスク回避の為の行動なので

別におかしいとは、思わないかもしれないですが

深掘りすると、かなり問題のある行動です。

 

重要な経済指標発表によって乱高下が起こったり、

場合によっては、急変動が起こったりします。

トレンド発生のきっかけになったりもしますが、

「これを避けないと勝てないEAです。」

「急変動に耐えられないEAですよ。」

って、言ってるのと同じわけです。

 

じゃあ、突発的なニュースはどうするの?

 

っていう話になってくるんですよ。

 

突発的なニュース

相場がもの凄く大きく動く際には、

ファンダメンタルズが絡んでる事が多くて

重要な経済指標もその1つですが…

 

それ以外にも、突発的なニュースが

相場に大打撃を与える事があります。

 

ここ最近で言えば、戦争であったり

コロナ禍によるロックダウンなどで

相場が大きく動き、かなり荒れました。

 

もちろん、誰も予想出来なかった事態ですし

予め日程が決まっていたわけではないので、

EAを止める事は出来なかったはずです。

なので、資金溶かした方も多いと思います。

 

でも、突発的なニュースは起こるわけで…

「その度に、資金を溶かすんですか?」

「その度に、EAが機能しなくなるんですか?」

っていう話になってくるんですよ。

 

バックテストはどうなってるの?

重要な経済指標を避けるのは分かりましたと。

その方がリスクを回避して運用出来るし、

手動でEAを止める意味も分かりますよね。

 

でも、突発的なニュースが起こったら

その度に資金が溶けるリスクがありますと。

まぁ、誰にも予想出来ない事ではあるし、

EAを運用する上でこのリスクは仕方ない。

 

…なんて事は、あり得ないんですよ。

 

確かに、急激な相場の変動によるリスクは

避けられない部分ではあるんですけど…

 

EAに限って言えば、そのリスクさえも

過去検証をする際のチャートの値動きから

耐えられたかどうかを判断出来ます。

 

つまり、突発的なニュースが起こった時期の

バックテストをした結果、資金が溶けずに

耐える事が出来ていれば、同じ様な急変動が

今後、起こっても耐えられる可能性がある。

っていう事になります。

 

ちゃんとバックテストしてない可能性

重要な経済指標を避ける必要のあるEAは、

当然、突発的なニュースが起こった場合には

ほぼ間違えなく資金が溶ける事になります。

 

上記の理由から、インチキなEAのほとんどは

長期間のバックテストを出さない傾向があり

直近3ヶ月のみ成績を公開したりとか、

特定の日時を避けてバックテストするとか、

色んな手を使って誤魔化しています。

 

特に、リーマンショック時の値動きに

耐えられるEAが少ないという理由から

2007年~2008年を避ける傾向があるので

EAを運用する際には、注意が必要です。

 

まとめ

という事で、重要な経済指標を避ける必要がある

EAを運用する際は、気を付けてください。

 

リスクを取ってリワードを得るのが投資なので

極力リスクを避ける事も、もちろん大事です。

 

ただ、EAを手動でオンオフする時点で、

相場の急変動に耐えられないEAです。

 

つまり、そもそもハイリスクのEAなので

「資金を溶かす前提で運用する!」

ぐらいの気持ちの方が良いと思います。

 

というか、わざわざそんなEAを運用して

謎のリスクを背負うくらいだったら

安定型のEAでポートフォリオ組んで、

長期目線で運用した方が絶対に良いです。

 

それでは!

素敵なEAライフをお過ごしください♪

 

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