この記事では、これからFXに取り組もうとしている
アナタに向けて、なるべく分かるやすい様に
「基礎知識」と「始め方」を解説しています。
今後、FXの記事を展開していく予定なので
こちらの記事は、最初の全体の流れを掴む為の
FXの「旅のしおり」だと思ってください。
FXって何？
まぁ、何となく分かっている人もいると思いますが、
何をするにしても基礎知識は重要になってくるので
「分かっている」人でも、目を通してくださいね。
FXとは、外国為替市場での通貨の売買取引の事です。
この市場は、24時間稼働していて世界中の投資家が
参加しているので、めちゃくちゃ規模が大きいです。
スポット取引と先物取引
FXには、スポット取引と先物取引の2種類があります。
※一応、オプション取引もあります。
実は、これをちゃんと理解出来てる人は少ないです。
が、あまり覚える必要も無かったりするので…
ここでは、簡単な説明だけしておきます。
・スポット取引は、即時決済で取引が行われる方法。
（最も一般的に使われている取引方法）
・先物取引は、将来的な決済日を設けた上で取引する。
（日経225や、ダウなどは、先物取引に該当）
FXトレードの始め方
それでは、実際にFXトレードを始める前に
準備すべき事と覚えておくべき基礎的な用語を
これから順を追って解説していきます。
証券口座を開設する
まずは、FXで取引を始める前の準備として
FXブローカーを選ぶ必要があります。
ブローカーっていうとカッコいいですけど、
単純に取引する証券会社を決めるって話です。
（ちなみに、口座開設は無料です。）
そもそも、証券口座を開設しないと
FXトレード自体が出来ないです。
証券口座を選ぶ際には、信頼性とか手数料とか、
色々と考えた方が良い部分は、ありますが…
基本的には、海外の証券口座がオススメです。
基礎用語を覚えよう
何故、海外の証券会社が良いかって話の前に
いくつか知っておくべき用語があるので
とりあえず、３つだけ説明していきます。
※後日、用語集的な物を作る予定です。
基礎用語： スプレッド
スプレッドとは、取引手数料の事です。
トレード毎に発生する手数料なので、
実は、バカにならない「出費」です。
基本的に、「買い」でも「売り」でも
取引した瞬間に、不利な状況で決済する様に
調整されていると考えてください。
例えば、ドル円を100円で買った後に
速攻で決済（売り）したとします。
ダブルクリックぐらいの速度で決済しても
絶対にスプレッド分の損失が発生します。
戻ってこない税金と考えても良いです。
1,100円（税込み）で商品を買って、
その商品をそのまますぐに売ろうとしても
1,000円でしか売却出来ないイメージです。
その商品の価値が1,200円（税込み）になって
売却すると初めて差額の100円が儲かります。
つまり、最低でも±0円で決済する為には、
スプレッド幅の分、相場が想定していた方向に
動く必要があるという事です。
基礎用語： レバレッジ
これは聞いた事がある人も多いと思います。
「レバレッジ」 ＝ 「てこの原理」です。
例えば、レバレッジ25倍で計算した場合、
本来は入金した金額分しか取引できない所を
レバレッジを効かせる事で、入金した金額の
25倍の金額までの取引が可能になります。
10万円を入金した場合の例を出すと、
10万円 × 25倍 ＝ 250万円
という計算になるので、非常に強力です。
が、もちろん、その分の代償もあります。
残念な事にリスクも25倍になります。
とは言え、資金管理を徹底していれば
基本的には問題ないので安心してください。
ただ、急激な相場の変動に耐えられず
価格が「スベってしまう」事もあります。
だからこそ、次に紹介するシステムが
非常に重要な役割を果たします。
基礎用語： ゼロカットシステム
「ゼロカットシステム」って何？？？
って人もいると思うので簡単に説明すると
証券口座に入金した金額以上の損失が
出ない様にする為の「安全装置」です。
先ほど説明したようにレバレッジ25倍で
最大リスクを取って取引していた場合、
入金した金額以上の損失が発生する事もあります。
ただ、「ゼロカットシステム」があれば
入金した金額分を失う事はありますが、
それ以上の金額を失う事は絶対に無いです。
これを採用してない証券会社もあるので、
この点は、本当に注意してください。
海外の証券口座がオススメの理由
と言う事で、用語の説明が終わった所で
はっきりと宣言しておくんですけど…
海外の証券会社は、上記の３つに関して
全て、日本の証券会社を凌駕しているので
海外の証券口座を開設するがオススメです。
スプレッドが安い
海外の証券会社は、基本スプレッドが安いです。
日本の証券会社と比べると本当に安くて
3～4倍も違う事があるので気を付けましょう。
上記でも説明した通り、スプレッドが大きいと
単純に「勝ちにくい状況」になってしまうので
なるべくスプレッドが小さい事が重要です。
レバレッジ1000倍
日本では、レバレッジ25倍までの規制があり、
海外では、1000倍まで可能となってます。
（証券会社によっては、5000倍の所も。）
少ない資金で始められるのがFXの利点であり、
それを最大限に活かせるのがレバレッジです。
もちろん、最大レバレッジでトレードする必要はなく、
25倍までに抑えてトレードする事も出来るので
レバレッジは、高ければ高いほど良いです。
（とは言え、1000倍もあれば十分ですが…）
ゼロカットシステムの有無
日本の証券会社は「ゼロカットシステム」が
何故か実装されていない所があります。
株式投資で言う所の「追証」が発生する
場合も十分にありえるので要注意です。
オススメの証券口座を２つ紹介
それでは、個人的にオススメの海外証券口座を
２つリストアップしたので紹介します。
※今後、増える可能性があります。
オススメ①： XMTrading
FXトレードをしているほぼ全員が
口座開設しているのが、XMTradingです。
それぐらい世界規模でユーザーが多いですし、
とにかく、使い勝手が良いし、出金も早いし
サポートもちゃんとしてるからオススメです。
どこの証券会社にするか迷うようであれば、
XMTradingで口座開設しておけば問題ないです。
リンク貼っておくので、どうぞ♪
口座開設時の注意点
証券口座の開設方法は、以前より楽になって
基本的には、画面の指示に従えば大丈夫ですが
気を付ける点を以下にまとめておきます。
・使用するプラットフォームは、「MT4」を選ぶ
・レバレッジは、「1:1000」を選ぶ
・通貨は、「JPY」を選ぶ
オススメ②： GEMFOREX
投資金が少ない・少額で運用したい方に
オススメなのが、GEMFOREXです。
とにかく、入金ボーナスが凄い。
現在は、ボーナスを悪用する輩が増えすぎて
若干、規制が入ったみたいなんだけど…
それでも、100%ボーナスを開催したり、
とにかく、めちゃくちゃ太っ腹な証券会社。
ちなみに、この100%ボーナスっていうのは、
10万円入金したら、10万円のボーナスが貰えて
20万円の口座として扱えるイメージです。
こちら↓もリンクを貼っておきます！
日本の証券口座はダメなの？
結論から言うと、止めたほうが良いです。
絶対にダメという訳ではないですが、
オススメ出来ないというのが本音です。
レバレッジの低さの問題もありますが…
それ以上にスプレッドの差が大きいです。
一般的に、FXの証券会社はスプレッドで
成り立っているわけですが、正直な話、
トレーダーとしては、スプレッド自体が
「悪」みたいな認識になるんですよね…
（特に、取引回数が多い場合は致命的です。）
スプレッドは、小さければ小さい方が良いです。
その点、日本の証券会社はスプレッドが
どうしても高くなってしまう傾向があるので
個人的には、あまりオススメ出来ません。
まずは、デモトレード
さて、行動の早い人は証券口座を開設して、
速攻で入金して、いざトレード！！！
ってなってるかもしれないですね（笑）
気持ちは分かりますが、止めてください。
しっかりと作られたEAを運用するならまだしも
FX初心者で最初からリアルトレードをしても
まず勝てないです。というか、100%負けます。
たまたま勝てたとしても最終的に絶対負けます。
注文方法や決済方法などの基本操作を覚える為にも
最初は、デモトレードで感覚を掴みましょう。
デモトレードとは
デモトレードは、仮想通貨を使って本番と
同じようなトレードが出来るお試し機能です。
初心者にとっては、リスクを取らずに
全体的なトレードの流れを把握する事が出来るし、
実は、それ以外にも使い道が色々あって
中級者、上級者でも使う便利な機能です。
リスク管理を学ぶ
FXトレードにおいて、リスク管理は重要です。
これが出来ないといつまで経っても
勝てる様にならないので、絶対覚えましょう。
まず、損失を最小限に抑える癖をつける為に
トレードの前に「リスク許容額」を決めて、
もし、損失が出た際には「トレードを中断する」、
一般的に言う、「損切り」を覚えましょう。
※これが出来ないと本当に話にならないです。
これ以外にもリスク管理の方法はありますが、
FX初心者のうちは、「損切り」をする事で
リスクをコントロール出来るという事が
分かっていれば、とりあえず問題ないです。
テクニカル分析とファンダメンタル分析
FXトレードには、テクニカル分析と
ファンダメンタル分析という手法があります。
皆さん、一度は耳にした事があると思います。
どちらも非常に有効な分析方法ですし、
学ぶ事も多いので、今回、詳細は割愛しますが
２つの分析方法があるとだけ覚えてください。
テクニカル分析とは
初心者でも比較的簡単に取り組めるのが、
テクニカル分析だと思います。
（もちろん、勉強は必要ですが…）
基本的なローソク足のパターンとかチャート、
「MA」と呼ばれる移動平均線などを使用して
相場の状況を判断する事を指します。
ファンダメンタル分析とは
こちらは、経済指標や世界情勢を基に
相場の状況を判断する手法の１つです。
ニュースの内容や重要性によっては、
相場が乱高下・急変動したりするので
初心者のうちは、経済指標発表時には
トレードを控えるのがオススメです。
メンタルについて
最後に、FXトレードをする際に欠かせない
「メンタル」についての話です。
トレードは、感情に左右されます。
金額が大きくなればなるほど影響が出ます。
如何にして「メンタル」を固めておくかが
相場の世界で勝ち残る為の鍵になるので
絶対に甘く見ない方が良いです。
自動売買（EA）を使う場合であっても、
稼働させているのは、あくまでも人間なので
メンタルの影響は少なからずあります。
あくまでも理想論にはなりますが、
リラックスした状態でトレードするのが
本当は、一番良いとされています。
※この辺もどうしても深い話になるので
別記事で深掘りして解説します。
まとめ
という事で、今回は、FXトレードに必要な
基本的な知識（用語）と始め方を紹介しつつ、
トレードの方法、リスク管理、考え方（手法）、
最後にはメンタル面にも触れましたが…
いかがだったでしょうか？
大まかな流れは伝わったかと思いますが、
冒頭でも説明した通り、今回の記事は
FXの「旅のしおり」となっています。
口座開設まで済ませておくのは良いですが
いきなり、トレードはしないでくださいね。
初心者の場合、ほぼ１００％負けるので（汗）
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
では！素敵なFXライフをお過ごしください！
FXのロードマップ制作決定
今後、FXに関する用語集を制作しつつ、
FXの「ロードマップ」を制作予定です。
恐らく、というか確実に膨大な情報量になるので
少しずつ進めて行く形にはなると思いますが…
本当にFX初心者の方がFXを始める段階から
中級者になるまでの道のりを説明して
最終的には上級者になれるような内容を
構築する予定なのでお楽しみに！！！
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